こんにちは、トシハルです。
この記事は、これからIT業界に転職したいと考えている工場勤務の人に向けて書きました。
僕は7年間工場に勤めていましたが、「こんな薄暗い中、一生働き続けるのは絶対に嫌だ」と思い、転職活動を開始。
その結果、2社から内定をもらい、第一志望の会社でWebディレクターとして働くことになりました。
第一志望の会社は応募者200人以上、採用枠が2名という狭き門。その中で未経験の僕がどうやって内定を勝ち取ったのか。
この記事では、工場歴7年の僕が倍率100倍のIT転職に成功した方法を紹介します。
この記事を読むべき人
- 工場からIT業界に転職したい人
- 転職活動が思うように進まない人
- 人生を変えたいと思っている人
工場歴7年の僕が倍率50倍のIT転職に成功した方法
工場勤務で未経験の僕が、なぜ倍率100倍以上の会社に内定をもらい、Webディレクターになることができたのか。
それは、準備と改善を繰り返したからです。具体的な行動は下記の5つ。
- 毎週求人サイトを見る
- 独学と発信を継続する
- 書類をひたすら改善する
- 自己理解をする
- 面接の練習を必ずやる
順番に解説します。
毎週求人サイトを見る
求人サイトは週2回ほど更新されるので、毎週チェックしましょう。
そうすることで、自分が目指している業界の相場を知ることができます。
相場がわかれば、求人を見たときに「この会社の条件は良いのか、悪いのか」が判断できるので、後で後悔することも無くなりますよ。
ちなみに常に求人を出している会社は、離職率が高い傾向にあるので、要注意です。
独学と発信を継続する
未経験の分野に転職するなら、ここが最重要です。
会社は未経験者を採用するとき、現時点での実力は期待していません。それよりも
- 継続して学習しているか
- 自発的に学べる人か
- 問題に対してどう対処するか
こういう部分を重視しています。
なので目標に向けて学習を継続してることや、こんな問題が発生したけどこんな風に乗り越えました、というのをTwitterやブログなどで発信しましょう。
今日は模写コーディングに挑戦!
初めて自分の力(とGoogle先生)だけで作ることができました。とりあえず簡単なコーポレートサイトのPC版だけですが、教材に頼らずに作れるようになると楽しいですね😁#プログラミング初心者 #駆け出しエンジニアと繋がりたい pic.twitter.com/3nv4uO2mqF
— トシハル@Webディレクター (@_toshiharuya) August 13, 2020
ちなみに僕はこんな感じで発信をしていました。入社してから面接官に聞いたら、Twitterやブログで「今日はこれをやりました!」って継続して発信していたことが高評価だったそうです。
これを実践することで、書類選考や面接の通過率がグンと上がりますよ!
書類をひたすら改善する
書類選考を通過するには、改善を繰り返すのが1番です。
参考までに僕の書類選考の成績を公開すると、こんな感じ。
けっこう通過率は高めです。しかし最初は落ちまくっており、何回も試行錯誤しました。
具体的に改善したポイントは、下記の3つです。
- 結論→理由(具体例)→結論の順序
- できるだけ簡潔に書く
- アピールポイントを見やすくする
「こんなの基本じゃん」と思うかもですが、その基本ができていないから落ちてしまうんですよね。
ぶっちゃけ、ネットで調べた志望動機や自己PRは長いし、採用担当は忙しいので細かいところまで見てくれません。
自分語りはできるだけ削り、読みやすい書類を作るように心がけましょう。
自己理解をする
これは実体験なのですが、僕は転職活動中に何度も「自分の本当にやりたいことは何なのか?」という疑問や迷いが生じました。
そのため転職の軸が定まらず、勉強もいろいろなことに手を出し、結果として転職するまでに8ヶ月もかかってしまったんですね。
なので転職活動をする際は、自分の人生の軸を1本決め、それに合う職種や企業を探すことをオススメします。
自己理解を深めるには、こちらの本がオススメです。
[rakuten no="9784046044358" title="世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方/八木仁平" kw="世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド"]
面接の練習を必ずやる
面接練習は、面倒でも必ずやりましょう。
実は僕自身、はじめは面接練習を甘くみており、ほとんどぶっつけ本番で面接を受けていたんですね。
このままではダメだと思い、下記のような面接練習を始めました。
- よくある質問の回答を全て書き出す
- 回答は簡潔にまとめ、長くても1分以内
- 全ての回答を録音や録画しながら話す
さらに本番が終わったあと、こうすればよかったな〜と思う点をメモに書き、回答をブラッシュアップしていきました。
このような練習を続けた結果、みるみるうちに面接が合格していったので、あまり練習していないという人はぜひやってみてください。
転職エージェントと転職サイトを使い分けよう
ここまで読んだ方は、「内定をもらう方法はわかったけど、じゃあ何を使って転職するのがいいんだろう」と思うはず。
そこでオススメなのが、自分の状況によって転職エージェントと転職サイトを使い分ける方法です。
ここでは、状況別にオススメの方法を解説していきます。
転職エージェントを使うべき人
転職エージェントは時間に余裕がない人や、手厚いサポートを受けたい人にオススメです。
- 自分にはどんな企業や職種が向いているか相談したい
- 現職を早く辞めたいので効率的に転職先を探したい
- すでに退職しており、早く次の会社を見つけたい
- 現職が忙しく、転職活動と勉強の両立が大変
- 履歴書の書き方や、面接練習をサポートしてほしい
こういった人は、エージェントを利用すると良いでしょう。
転職エージェントは下記が定番でして、この2つから選べば問題ないです。
エージェントの質は担当者によって差があるので、2つとも利用してみて、相性の良いほうを選ぶと良いでしょう。
転職サイトより有利な点
エージェントの良いところは、求人サイトには載っていない非公開の求人を紹介してもらえる点です。
しかし非公開であれば、エージェントが紹介した人だけが応募できるため、ライバルは少ないし合格率も上がります。
そういった特典を上手く利用し、効率的に転職をしたい方には転職エージェントがオススメです。
転職サイトを使うべき人
結論から言うと、時間に余裕がある人です。
転職サイトは履歴書・職務経歴書の改善、求人探し、企業との日程調整メールなど、全て自分でやらなければいけません。
なので転職サイトは、現在会社に勤めており、転職を急いでいない人に向いています。
また自分でいろいろな求人を見て、じっくり比較検討したい人もいいですね。
僕が主に使っていた転職サイトは以下の2つ。
実際にこの2つを使い、エン転職で1社、マイナビ転職で1社内定をもらいました。
それぞれ求人が違うので、2つとも登録して同時進行が効率よく進めるポイントです。
転職エージェントより有利な点
転職サイトはエージェントに比べて、条件の良い会社を見つけやすいです。
転職エージェントは無料で使える代わりに、「転職が成功した人の年収の30%」のようなマージン(手数料)を、転職先の会社から受け取っています。
つまりエージェントからすると、多少条件が悪くても転職者が受かりやすそうな企業を紹介し、転職を成功させたいんです。
なので時間がかかってもいいから、少しでも条件の良い会社を見つけたいという人は、転職サイトから自分で探したほうが良いでしょう。
企業サイトやSNSも有効
意外に穴場なのが、企業サイトやSNSから応募する方法。
たとえば「総武線 エンジニア 募集」のように、路線や地域名+職種+募集(求人)と検索することで、求人サイトには載っていない企業も見つけることができます。
SNSを使うなら、Twitter検索で「エンジニア 募集」と入れて探し、経営者や人事の採用担当者に連絡を取るのも1つの手です。
ただし仲介者がいないため、労働条件や仕事内容をくわしく聞き、ブラック企業じゃないかどうかを確認しておきましょう。
IT転職で人生を変えよう
人生を変える、というと少し大げさだと思うかもしれません。
しかし、僕は間違いなく変わりました。
- 基本給18万→27万
- 肉体労働→デスクワーク
- 毎日出勤→リモートワーク
- 日系→グローバル
上記のとおり。仕事をしながら学べるし、最高です。
人生を変える方法→継続して学習する
結論、人生を変えるには継続して学習するしかありません。
僕が上記のように人生を変えられたのも、4年前からコツコツと勉強を続けてきたからです。
継続は習慣にする
4年間も続けるなんて、、、無理。
と思うかもですが、それは勘違いです。
これを、家に帰ったらまずPCの電源を入れ、15分間プログラミング学習してからゲームをする、という習慣にしたらどうでしょう。
「それならできそうかも…」と思いませんか?
1日15分でも、365日続けたら年間約90時間。30分頑張れば、年間180時間です。
僕は人生を変えるまでに4年かかりましたが、早い人なら1年で変わりますよ。
習慣の力をうまく利用し、継続学習で人生を変えましょう!